誰かと一緒に作る楽しさ。妹や姪とのパン作り

久しぶりにパンを作った。パン作りの認定講師になっている妹がパン生地を作り、わたしは形を作り整えるところだけ手を出した。

妹が作るパンは、さすがは認定講師の作るパン。こんなパンが食べたいな、わたしの無茶な要望からお好みのパン生地を作ってくれる。 自分の望むやわらかさ、きめ細かさに出来上がるよう、分量や温度を調整しながらパン生地を作り焼いて行く。 姉の欲目かもしれないけれど、なかなかのおいしさ。

そういえば、自分でパンを作っている時期もあった。おいしいパンを作るというよりは、パンを作る作業そのものが目的となっていた。それも今となってはむかしのことだ。それくらい、記憶のむこうの遠いものとなっている。

今日は妹の作ったパン生地をつかって、チーズパンを作った。サイコロ状に切ったチーズを生のバジルの葉っぱと一緒にパン生地の中央にのせる。そろりと周囲をつまんで寄せて、まん丸に整えていく。なかなか美しく整った形にはならない。

姪も途中から加わった。妹の作ったおいしいパン生地を、初心者にほぼ近いわたしと姪とでこねくり回す。なかなか思うような形にパンを丸められない私たちを、妹は笑いながら眺めている。

パン生地は繊細だ。わたしと姪の横暴にくじけてしまうようで、ふんわり感が落ちてしまったり、いびつな丸いパンに焼きあがる。それでも、おいしく出来上がったと満足な気持ちになれるのは、粘土遊びをするように楽しんで姪や妹と過ごした時間のおかげもあったはず。

もの作りは、心の中にある楽しさや喜びのセンサーとつながっているという。そのこと、あらためて実感した時間。

そして、パンは焼きあがった。あしたの朝に食べようか、と言いあっていたはずなのに。昼ごはんのあとにひとつ、おやつの時間にまたひとつ。ぽつりぽつりとつまみ食い。それを、妹家族とわたしとの5人でしたものだから、夜になった今は数個しか残らなかった(あれほど、たくさん焼いた気がするのに!)

ごちそうさまでした。楽しくて、おいしい時間でした。ありがとう。

焼き上がりの丸いパンたち。
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