カレンダーが1枚めくられて、8月が今日から始まった。新しい、今月のはじまり。
月のはじめは自然豊かな場所か寺社へ、ついたち参りをする!と決めごとしてたのだけれど、今朝はちょいと違和感。ふと、夜行列車を思い出した。
夜行列車といえば品川駅。(わたしにとっては)
どうして、そう思ったか。なんでなのか、わからんけど。
そんな気がする「何か」を試しにやってみようか。
ということで、品川へ、朝から電車で向かってみる。品川に向かっていたのに、途中でそこじゃない感が強くなり、品川ではない別の駅で電車を降りて、朝からコーヒーショップへ入った。
朝のコーヒーショップは、モーニングセットを頼むでしょう!と習慣的に判断するも、身体は無反応。どうやら頼むのはコーヒーだけがいいらしい。しかも、珍しくアイスコーヒーがいいってさ。
……どうして、ついたち参りがコーヒーショップでのコーヒータイムに化けたのか。
その理由は全くわからないままだけれど、わたしの気分はちょっとすっきりした。身体の力みがほわんととれた。
そういえば、最近。「やってみようか」を見てなかったかもしれない。「やった方がいいだろうな」と思うことを優先させすぎていたかもな。
そういえば「ふと」湧いたことも、その理由が知りたくて考えることが多かったかも。理由を考えるうちに「ふと」湧いてきた時のエネルギーをないがしろにしてた。
石橋をたたいて渡りたい欲をもっている人は考えすぎるとタイミングを逃しがち。わたしも、このタイプ。
意味を考えている場合じゃなかったんだ。
よしよし、しめしめ。うまくいってるぞ。
なんでかわからないけど、そんな気がする何かをやってみたら、また「ふと」の感じを思い出せた。
自分の内側にある小さな声を拾い上げる耳を思い出せた。
*
夏は、暑いので生命力の維持にうんとエネルギーがつかわれる。心に回せるエネルギーは少な目。だから省エネモードで動くことになる。
そうすると、いつもより雑音の多い中で、小さな自分の声を拾うことになる。だから、夏は小さな声の感じ方が変わる。自分が思うよりも、もう一声、小さな声のありかに近づいてみよう。
なんでか、わからないけれど。そんな気がした「何か」は、そのときに試してみる。「ふと」したことを、自分自身で拾い上げてみる。
その「何か」も「ふと」も。自分にとってどんな意味があるかは、その時にはわからない。でも、あとからわかるかもしれないし、わからないかもしれない。
自分の内でひそかに上がってきた声をひろいあげて、試して。感じて観察して、選んでいくと、自分なりのしっくり感のありかが見えてくる。しっくり感のセンサーが敏感になってくると、直感の精度もあがりはじめる。
意味があるかどうかは、後からついてくる。
まずは、なんでかわからんことを試してみる。拾い上げてみる。
そんな時を増やしてみたい。
それでは、またね
田村洋子でした
今日から8月。今月もまた素敵な月でありますように
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