「今日も、ありがとうございました。また次の時に」
「今月は◯◯な気分で、◯◯って感じの月にしますね。ありがとうございました」とお客さま。
セッションを終えてオンライン会議室から退室する間際に交わした会話で「!」
そうだ、今日から7月がはじまる。月のはじめは、今月をどう過ごすかなと設定する時。
今月をどう過ごそうかと考えておくことで、その月のごきげん具合の様子が変わって感じられるから、覚えておきたいところ。
今月は、どんな感じの月にする?
(今月のわたしは、今日がついたちだとは忘れていたよ……。ありがとうございました、おかげで思い出せた)
*
自分が、これをみる!って決めているから、目の前にそういう出来事が起きている。っていわれる。それは、自分の意識が見たいものを、見て覚えているからだ。
目の前には、たくさんの。それこそ数えきれないほどの事実が転がっていて。ヒトはその全てを記憶していることはできない。印象に残っていくのは、自分がとくに意識を向けたモノの事実と、それをみて湧いてきた「感じ、気分」。
例えば、今日は雨が降っていた。
目のまえには「雨が降っている」という事実があるだけ。
この「雨が降っている」を、どんな意味をつけて自分自身は眺めるか。それによって「感じ、気分」が変わる。
「雨が降っている」ことに、どんな感じ、どんな気分をのせてるだろう。
雨が降ってると、音がする。ぼたぼた、ざーざー。たまに、風が窓に当たってざらざらと。
その音がおもしろいし、なんだか心地いい。
って、「おもしろくて、心地いい」と意味をつけることもできる。
雨が降ってると、お出かけするのがちょっとめんどう。せっかく、外へ行こうと思ってたのに、残念。
先日まで雨が続いていて、今日もまた雨。こんなにたくさんの雨が降ったら、裏の山から流れてくる土を片付けるのが大変になる。雨、早く、やまないかな。もういらないな。
…みたいに。「残念」で「うんざり」だという意味をつけることもできる。
「雨が降った」だけなんだけれど、そこにどんな意味をつけて眺めるか。それは、今の自分が、何を意識していて、どんな行動とりたいのか。それ次第で選べるんだよね。
だとしたら、今月は、どんな意味を探して過ごしてみたい?
(探そうとしてるものが、みつかる。印象に残る)
どんな景色を見ていたい?
同じものをみても、その時々で感じ方は変わる。
感じ方が変わると、見える景色も変わる。いつも自然体のじぶんのままに、景色を見てゆきたい
わたし田村洋子のInstagram@yoko_vivere投稿より
*
そして、今月は7月。あと、今年が半分残っている。
今年の初めを思い出してみて、そのときの自分よりも、半年後の今の自分の「よい変化、成長ポイント」を探してみよう。
その、よい変化と成長とを数え直すことで、自分の意識の目線を調整して、またあと半分の今年をたのしみに過ごすエネルギーに変える。
そうして、あと半分になった今年と、今月とを、どんな感じに過ごしたい?
自分に問いかけて、もわっと決めてみる。
ちょうど、今は夏越の祓いの時期。先日、わたしも行ってきた神社で茅の輪をくぐってきた。
たくさんの人が、おまつりをきっかけに、ほわんと願ってる。「この先を、こんな風によりよく過ごしたいよね」といった気持ちは深いレベルで重なり合って、より大きなうねりになる。
うねりにのっかって、自分も。またあらためて、はじめる。
今のこの時期。古いものと新しいものが、こころの底からまきあがってくる。これまでと、これからとが、ごちゃごちゃと混じりあっている。そのごちゃごちゃにまぎれて、自分がこころの奥深くに隠してた本音がちらっと見えやすくなる。(でも、ごちゃごちゃしてるから、本音もモノの隙間から、ちらっとしか見えてないかもしれない)
そのごちゃごちゃと、ちらりと見えてる本音との中から、新しい自分はこれが好き!これを選ぶんだ(るんっ)という風にして、自分を選び直す。
さて、何を選ぼうか。
どんな「自分」が、新しい自分にふさわしい?
ぎゅぎゅっと、古いも、新しいも選び直して。今月と、あと半分の今年とを思い描きなおして、またはじめる。
それでは、またね
田村洋子でした
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