太宰府天満宮の参道でのよりみち。隈研吾さん建築と梅が枝餅

太宰府天満宮参道で寄り道したいと思っていたのは、隈研吾(くまけんご)さんの建築物(スターバックスの太宰府天満宮表参道店)。そして、梅が枝餅をどこかで手に入れて食べるのだ。これらは、はずせない。

隈研吾さんデザイン 太宰府天満宮表参道店に入ってみる

「建築家 隈研吾氏により「自然素材による伝統と現代の融合」というコンセプトをもとに設計されました」とスターバックスさんの太宰府天満宮表参道店紹介ページに書いてあった。

完成したのは2011年。グッドデザイン賞を受賞したのが2012年。
できあがって7年たっているなら、人もある程度は整理されるから、店舗にも入りやすくなってるのではないか。うまくいったら、中ですわってコーヒー飲んでみたり、座った目線でみえる形をあじわってみたい。

西鉄の太宰府駅から表参道を歩いて5分くらい。左手におめあてのスターバックスがあった。

建築系の雑誌で設計図の一部をみたことがある。
隈研吾さんデザインの建築写真集でみたことのある。
その実物が、目の前にある!

お店として人が働いている。お客さんが入っている。
鑑賞するための建築物ではなく、人が暮らす建築物として町の中ではたらいている。
不思議なデザインなのに、街の中でふつうにすごしている!

なんだか、不思議。おもしろい。

人がだれもいない状態で撮影されていた作品集の写真でみたときは、美術館のように空間が広く感じられていた。でも、実際は少し小さく見える。

ガラスの面が透明で、奥まで視線が届きそうに感じられる分、大きさが小さく感じられる。

店の屋根の下に突き出した木組みのようすは、とてもきれい。はみ出しそうで、はみ出してこない絶妙な位置で止まっている。よーい、どん!と出発の号令を待つ、たくさんの植物のつるのように感じられる。

木の直線がたくさん、組み合わされて、内側に引き込まれるような形。
うねっているようにもみえるし、外へのびようとしているようにも見える。まるで、生きているような木たち。直線なのに、らせんの曲線のようにも見える不思議な形。

内側から外を見た様子

壁にも木組みが続いていて、そとにむかう。
壁側の木組みは、すぐ真横で見えるので、組まれてある木がどちらへむかうのか。目でおいかけていくのも面白い。

木組みがある天井は、藤棚の下にいるようなここち。それなのに天井は高い、その不思議。
店の奥にあるという庭もみてみたかったのだけれど、店内の人が多くてあきらめた。

もし、店内で座ろうと思ったら

店に着いたタイミング、季節や天満宮でのおまつりのようすなど。いろいろな条件が重なって、人の波が増えたり減ったりする。

店内で座ってゆっくり、まわりを見渡しながら コーヒーを飲んでみたい。

座れる可能性をあげるには、どうしたらいいか。その覚書き。

人数は2名くらいでこぢんまりと

ふたり連れなど少人数ならば、座れるかもしれない。
11時ころにたちよったとき、ひとり客であれば数席すわれそうな感じだった。
(今回は家族連れ7人でいったのではじめから座ることはあきらめていた)

「朝10時くらいまで」か「夜くらくなってから」

観光客さんの多い時間帯は、とにかく混む。今回は11時過ぎと14時ころ、入ってみようかと立ち寄ったけれど混んでいた。写真とるのも、きゅうくつな感じ。

10時前や夕方以降はそれなりの混み具合で、少しはすきまがあるらしい。早めの時間と暗くなってからの時間帯を目指して、次回チャレンジの予定。タイミングがうまく合うといいな。

スターバックス店舗入り口横にはトクサが。直線はモダンな感じが見えて好き。

梅が枝餅も食べた

太宰府天満宮の表参道は、たくさんの梅が枝餅やさんがある。

いろいろなお店があるけれど、わたしは「かくだ商店」さんの梅が枝餅が好き。
太宰府駅から天満宮へと向かう参道の途中、最初の鳥居の下、左手にあるお店。

かくだ商店さんは鳥居のすぐ横

今回は、おまいりの帰りに梅が枝餅を買いに立ち寄る。

買い食いの楽しみ、焼き立てをひとつだけ。
ひとつ120円で買った。

日差しが強く、とっても暑い。
やきたて梅が枝餅を受け取って日かげに避難。

焼き立ては、こうばしく。むちっとした餅。
もち米でついたお餅ではなく、おだんごとおもちの中間のような味わい。
なかは甘いあんこがはいっている。

ひとつ、ぱくっと。ごちそうさま。

みどり色、よもぎ味の梅が枝餅がある[毎月25日限定]

「梅が枝餅が白いのは。白色に焼き目がついた様子が、梅の木に花がたくさん咲いてるように見えるから」と祖父に教えられた記憶がある。

「いつもは白い梅が枝餅だけれど、天神さまの命日である25日だけはみどり色、よもぎ味の梅が枝餅がある」と太宰府出身の友人から聞いていた。
白色だけでなく、みどり色の梅が枝餅もあるのね。白色が花咲いた梅の木のようすなら、みどり色は新緑の梅の木のようすなのかな。

これは、ぜひ。
25日ねらって、太宰府天満宮へいってみようかな。

みどり色の梅が枝餅を買って食べる。そして、隈研吾さんデザインのお店の中でコーヒーを飲む。
花より団子。そんな気分のおまいりもいいな。

太宰府、また行こうと思っています。

田村 洋子

”気配は答え。気配は本物。
気配を感じて、じぶんを生きる。”
*自分の才能や可能性を最大限に発揮するためのプログラム提供
●魂振=意識の周波数を上げる実践のマニア*瞑想と呼吸実践が日課

活動理念:
●見えないものを見える形に ◆笑顔ではなうた、おいしいごはん #じぶんを生きる 自然に生きる

follow Me
おでかけ
笑顔ではなうた
タイトルとURLをコピーしました