自分のできる限りの力を尽くして、何をしようか?の6月。ついたち、はじまる。

アジサイが色鮮やかに咲く季節に入った。雨がしゃばしゃばと降っているのを、布団の中で半分眠りながら聞いた。その音を聞いているうちに、ふと長い参道を歩いてみたくなり大宮の氷川神社へ行こうと決めた、ついたちの早朝。

朝、まだ半分の月が空の真ん中にいるうちに、日課の瞑想を終え、今日のカードを開いてから家を出た。

自分のできる限りの力を尽くして、何をしようか?

ついたちの日の朝は、ちょっとだけざわざわする。まだ月が替わったばかりの落ち着かない雰囲気と、月はじまりの「やるぞ、はじめるぞ。はじまるぞ」の気配が、心の中で居場所を探してうろついている。

今朝開いたタロットカード「世界」のカード。

ここまでのものはもう身の内に溶け込んでいるだろうから、次の段階へ。いざ行かん。

「やるぞ、はじめるぞ。はじまるぞ」のような月のはじまりに、「いざ行かん」と背中を押してくる感じがして。前のめりな感じで、次の段階へ行こうとする気配の流れを見たように思い、おかしくなった。

そして、氷川神社でひいたおみくじの中にも「自分の出来る限りの力を尽くして」「平常なることを良しとし」と書かれてあった。

今月は前のめりな感じに、自分のできる限りの力を尽くしてやっていきたい。でも平常心も忘れずに。

さて、
前のめりになって次の段階へと進むとき、意識するのは「進む向き」と「力の入れ具合」。平常心を思い出させてくれる「足元」のことも、忘れずに。

進む向きを知る

前へ前へ。進むときに。
自分が、どこへ行きたいのか。進む向きを自分が知っておくこと。

寄り道、回り道もおもしろいのだけれど、自分が目指したい向きを大まかには知っておいた方がよいように思う。

自分の向かっている方向がわかっていれば、同じだけのエネルギーを使って出会うモノコト、人のようすも変わってくる。

ピンポイントに、向かう方向がわかっていればいるほど、出会うモノコト・人の精度もあがる。自分がお役に立てる、たのしく一緒に過ごせる時間の精度もあがってくる。

自分が何をしたいか。何のために、そうしたいか。

自分と自分で、おはなし、する。

力の入れ具合を決める

何に集中するかを、決める。
どこに、力を注ぐか。自分の中で、気持を整理する。

やめるものは、やめ。
はじめるものを、はじめる。
次の段階で、自分自身がやっていることだけを、続けていく。はじめる。

それが、「自分のできる限りの力」を尽くすことにつながっていくように思っている。
今できることを、できる形で。できるように、やってみる。

やめることも。はじめることも。
どちらも意志の力が必要になる。

何をはじめて、何を続けて。何をやめようか。

自分で数えて、決める。そして、意識してはじめる/やめる。

足元を知る、地に足をつける

先へ行こうとすると、つい足元がおそろかになる。「浮足立つ(うきあしだつ)」という言葉があるくらいだ。

ふわふわと、前の遠くばかり見て。自分の足元に接して、一番近くにある地面を忘れる。

だから、足の裏でときどき、地面の感触を思い出す。今ここで、自分が自分であることを覚えておく、意識してみる。

自分であるままに立って、次の段階をみつめる。

そして、自分の周りにいる人達のことも覚えておく。
他の人たちと言葉を交わすと、別視点から自分を再確認できたり、違う発想から思い浮かぶものもでたりする。

次の段階にあるものの色どりが、景色の中で浮かび上がる。

ここだけに青。色がすっと景色の中に立つ。

今月は、どんな設定で過ごしましょう??
なにをしてみましょう、どのように過ごしましょう?
次のついたちまでに、どんな結果を得ると決めますか??

はじめるものと、やめるものと。(そして自分ごと)

近ごろ、毎朝7時~8時の間に#今日のお告げ と称して、問いかけのような言葉を流している。わたしのFacebookやInstagramのストーリーや、Twitterで見かけた方もあるかもしれない。

このお告げは、夜が明ける前の日課の後、開いたカードや本のなかから浮かび上がってきた問いかけを記録したもの。
この言葉もヒントにしつつ、今日をどんな1日にしようかと今日の設定を決めて、1日を始めている。

6月1日の朝に出た「今日のお告げ」

このお告げ。数年前から、自分のために手元のメモ帳に書き出していた。それを、この2月に数日だけ、ストーリーにのせてみたことがある。でも、その時は周りの反応が怖いから(別に怖いことは何も起きなかったのに!)やめよう、と載せなくなった。

でも、この5月から毎日、つぶやきはじめている。心境の変化があったから。

何をはじめるか。そのために、何を終わるか。

今日のお告げを、毎日、はじめる。
そのために、
周りの目を言い訳に使うのをやめる。
足元、ぷるぷる、自信無げにふるまうのもやめる。

背中を何度か、周りの人と自分自身の願いに押してもらって。ようやっと決心から行動に移すところまで来て。

あとは自分が行動に移すだけなのに、わかっているはずなのに。もだもだ、たくさん考えて。
あれほど考えたのに、行動したい理由は見つけられず。足元が張り付いたみたいに、動けない。

でも、少し先の未来にいるわたしは何をやっているか(進む向きのその先で、自分がどう過ごしているか)を考えた時。足元で貼りついていた足の力が、すっと抜けたように感じた。

たぶん。おそらく。もしかしたら。
「今日のお告げ」を、朝におはようとあいさつをしているくらい自然に
読んでいる人たちの顔を思い浮かべてたのしみながら
つぶやいているだろう。

と思いついた。身体も楽に軽くなったような心地。
これで、やっと。気にせずやってみることができそう。

理想の暮らしの中を生きている、少し先の未来のわたしは何をしているか。何をやっていないか。

何をはじめて、何をやめるか。終わるか。
それを決めて、行動してみる。
今のじぶんの出来る限りの力を尽くして、今月を過ごす。

などなど、考えていたついたちでした。

今月は、どんな設定で過ごしましょうか?
― わたしは、少し先の未来のわたしの手を取って、今を「未来」と一緒に創る月にする。
(未来を見る分、今ここの身近にいる人達とコミュニケーションをとることへも意識を向ける)

それでは、またね。
今月も素敵な月でありますように。そして、より自分らしく過ごせる日々でありますように。

お告げ師 田村洋子でした。
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