無性に、うわーっと全てを放り出してしまいたくなる瞬間がある。周りにいるすべての人やモノとの関係を断ち切って、ぽつんと一人になりたくなる瞬間がある。
そういった「つながり」を断ちたいと思うような瞬間を感じるのは、自分が何かに「無理をしている」時だ。「変わろう」としている自分に、心が追い付いていなくて、身体と心が綱わたりみたいになっている時だ。
つながりを断つことで、つながりがあったことに安心したいからじゃないか、と私は思っている。
だから、今のつながりを放り出したくなった時、ぽつんとひとりになりたくなった時は、「ちょっと、待てよ」と手足を止める。自分の中にある何を/どんな気持ちを、ひとりぼっちにしてしまっているかなと考える。
そして、自分に問いかけてみる。
何に、私は無理をしているんだろう?
何を言えないような気がして、黙ってしまっただろう?
なんにも制限がないとしたら、私はどうしたいと思っているんだろう?
外からの目、世間や常識が気になって、飲み込んだ気持ちはない?
やりたいと思っているのに、ためらっているものは何?
ほんとうは、私。どうしたいと思っている?
と、じっくり最近の自分について考えてみてる。
そして、自分が内側に飲み込んで、ないことにしようとしていた、ひとりぼっちな気持ちをみつける。
見つけ出したひとりぼっちの気持ちは
ぽそぽそと口元で声に出し、自分の耳で聞きとる。
自分の気持ちを、自分自身の身体をとおして知り自覚する。
自分の気持ちを自覚したら、ひとりぼっちの気持ちはもうひとりぼちじゃない。
「ひとりになろうとしていた自分」はすくいあげられ、安心が戻ってくる。安心が戻ると、自分の気持ちも乗りこなしやすくなる。
たぶん「つながり」があることをもう一度確認したくて、全てを放り出したくなっているのではないかと、今のわたしは思っている。
今日はちょうど月の終わりの日だ。いつものように、今月ひとつき振り返って「ありがとう」を思い出す。
⇒「足りているもの」に目を向ける。(月終わりの日に感謝を数えて)
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