もさもさと、草が育ってるなと眺めながら、駅へと向かう道、通り過ぎていた花だん。
この花だん。もし、わたしが植えていいんだったら何を植えようかな、とか。他人さまの花だんなのに、ずうずうしくも考えてみていた場所。
今日、赤い花がしゅっとのびてた(ことに気がついた)。
ヒガンバナが、ここにいたのか。びっくり。
そういえば、1年前も。ここで、ヒガンバナの赤い花が咲いたのを見て、驚いたんだった。赤い花が今年も咲くまで、ここにヒガンバナがあったこと、覚えていなかった。
目にしていないと、なかなか。その存在を覚えていられない。
あったことを、忘れてしまう。
忘れていても、すっと。背、高く。花がのびてみえたら、花が居るとわかる。忘れていて、ごめん。今年も、きれいに咲いてて嬉しい。
*
秋、涼しくなってきた……というより、夏のあの、ものすごい暑さが居なくなった。
暑さが居なくなったら、身体の調子が戻り始めたみたいで。また「ありたい姿」や「しあわせ」の形について、思いを向ける元気も出てきた。
元気が出てきたそのはずなのに、いまいち、頑張れない。息切れした気がする。
と、おはなしを聞く機会が続いている。
だから、書いてみる。
「がんばりたいのに息切れしてしまう」のはどういうときだと、わたしは考えてるか。
*
がんばりたいのに息切れしてしまう、ということは。
今の身体が持っているエネルギーが足りていないてこと。
身体のエネルギーが足りていないということは、
身体が休めていないということ。
または、こころの奥と意識とですれ違いが起きているということ。
「〇〇になりたい」て気持ちに引っ張られるみたいにして、うんと頑張れるなら、それでいい。
でも、ちょっと息切れが続くときには、ひと休み。じぶんの身体とこころと意識とで、バランスとれれば、また頑張れるから、それまでおやすみ。
まずは、身体を休めてみる。
睡眠は大丈夫? ぐっすりと眠れている?
ごはんは、どう? おいしく食べることができている?
食べ過ぎてるなら、ちょっと休憩。身体のペースに合わせて食べる。
身体が大丈夫そうなら、こころの奥と意識を重ねてみよう、と考えてみる。
「〇〇になりたい」その気持ちは、なぜ?どうして? あなたの内に育ってきたの??
どうして、〇〇になりたいの?
〇〇になったなら、あなたはどうなるとおもう??
何度も、何度も。質問の仕方や、言葉を入れ替えて。繰り返し聞き続ける。そして、あなたの根っこにある気持ちを追いかけていく道によりそう。
繰り返し、いろんな質問つづけて。それに答えていくことで、こころの奥にしまってあった「じぶんの気持ち」と出会いなおせる。
じぶんの気持ちに出会いなおせたときは、すっと背筋がのびるような。行く先にあるひかりに気づいたような……ぽろぽろと、目からくもりが落ちたような気分になる。
*
はやく成果をあげたい!と焦った時は、まず。止まる。そして、思い出す。
「そもそも、わたしは。なぜ/どうして、そのことをしたかったの?」
「もし、それができたなら。わたしは、どんな気持ちで/どんな風になれる?」
こころの奥と意識をつなげて、身体の持ってるエネルギーを確認する。そして、動き始める。
*
「〇〇になりたい」
ことばで、それは見えるのに。具体的なイメージが湧きづらい時がある。
そのときは、もしかしたら。その奥に「〇〇とは、こういうものだ」という強い理想や思い込みが隠れてるかもしれない。
理想が強いと、じぶんのこころの奥をしばり付けてしまうこともある。だから、なりたい気持ちのその奥に在る、じぶんの根っこの形を確認してみる。
「あなたにとっての、〇〇とは、どんなもの?」
「〇〇になったら、どんな風にあなたは過ごしてる?」
……などなど。おはなししながら、あなたのこころの根っこを一緒に探す、確認していく。
あなたの、持っている理想などの詳しい形を教えてもらう中で、あなた自身が少しずつ。じぶんのこころの奥とつながっていく。
自分自身で、じぶんの理想や思いの形を知れたなら、それは大きな一歩。
形がわかれば、触れることができる。触れることができれば、じぶんで思うように、何度も。形を変えることだってできる、調整もできる。
そして、じぶんで。じぶんの形を磨きだしていく。
*
9/25金曜、26土曜は、大阪にて。←おかげさまで満席!御礼。
あなたの「しあわせの形」「なりたい姿」を掘り出し、磨く時間を一緒に過ごせたら嬉しいです。
対面60分枠で、お待ちしています。
では、また。田村洋子でした。
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