感情が動いた後のだるさ、眠さ。その理由と過ごし方

イメージワークを繰り返し、感情の海のなかにもぐりこんだ後。だるくて眠くて、どろどろになっていた身体と心も数日たって、ようやく落ち着きつつある。

感情が大きく動いたあと。
心の奥ふかくに触れたあと。
心の奥の向こう側にある愛に触れたあと。
イメージワークをしたあと。
のちのち、すっきりと気持ちよくなるのだけれど、一時的に身体が落ち着かなる。

頭が重くなったり、眠くなったり。ぼんやりしたり、身体動きづらかったり

それは、人の身体が心となじもうとして起きていること。

人の身体では受け止めきれないほどに、大きな感覚を味わったからだし。
人の心のようすを整えようと、身体が反応している証。

感情の海の底には、心や感情のかけらがヘドロみたいに溜まっている。

イメージワークをしたり、感情が大きく動くと、そのヘドロたちも動く。意識される心の部分にまで巻き上げられる。

巻き上げられた心や感情のかけらは、押し流されてきれいになるときもあれば、また心の底に降り積もるものもある。

ふたをしているあいだは透明なのだけれど……

感情の海の底には、これまでに降り積もってきた言葉やこころのかけらがたまっている。そのかけら達を守るように、思考や価値観でふたをしている。外に出さないように、気をつけている。

怒ってはいけない。イラッとしたりムッとしたり、しちゃだめ。
困らせてはいけない。迷惑かけてはいけない。
自分の気持ちは飲み込もう。
……わたしは、よく、そう思いがち。そうして、感情にふたをする。

ふたをして閉じこめている間は、底にたまっているものは出て来ない。そのかけら達が海の中に混じったり、あふれたりすることはない。おだやかに、透明な海がそこにある。

イメージワークをするということ、
感情を心の奥底からひきあげてみること。
それは、海の底に降り積もってきたかけらを、巻き上げることになる。

ふたが開いて、感情が動けば、海の中でかけら達が舞い上がる。おだやかで透明だった水もにごりを見せる。

封じ込めたかったイライラや、ごめんなさいも、心にもれ出してくる。そのことを、もう一度、心の奥へ押し込もうと我慢しようとするから、頭もきりっと痛くなる。

ふわふわと、海の中に舞い上がってきた感情は、いつもに比べたらものすごく多くて。その整理やそうじをするだけで、いつも以上に頭が疲れる、だるっと重くなる。

人は睡眠によって、心のようすを整えるという。いちにち、生活してためられた、記憶や感覚や感情を、あるべき場所に整えて。次の日に備えるのが、睡眠。

心や感情のかけらを舞い上げた状態になっていたら、身体はせっせと眠って心を整える。

だから、この数日、だるくて眠くて。頭がきゅっとして。
身体が、どろどろになっていたのかもしれない。

知らず、ためていた心のヘドロ、減ってすっきり。なんだか、軽くなったような?

せっかく軽くなった、思考や価値観でのふた。これからも、せっせと軽量化に努めよう。

それにしても、イメージワーク。すっきりできて、たのしかったな。
瞑想するのもすきだけれど、イメージワーク、見えてくる感覚があって好きだな。

師匠のブログを探したら、あのときの自分を愛してみるイメージワークがありました。

イメージワーク|あのときの自分を愛してみる – 根本裕幸

文章をたどりながら、ゆっくりと。自分の感覚をたどってみる。イメージで追いかけてみる。

わたしは、心がくっきりしたように感じました。
あなたは、いかがでしたか。

イメージワークをしたあとに。もしかすると、眠くなったりだるくなったり、ぼんやりしたりするかもしれません。それは、身体と心が重なり、整えられる仕組みがはたらいているから。

数日たてば、おさまっていく。

それまでは、ゆっくり。のんびり、長い目で。自分をながめる。

お風呂に、ゆっくり浸かってみる。
のべっと、たくさん眠ってみる。
心がけて、のんびり動いてみる。

軽く走ってみたり、ストレッチもいいかもしれない。
白湯をふうふう、カップをくるんで持って飲むのもいいな。
どう過ごそうか。

そうしたら、心すっきり。また、改まる。

田村 洋子

”気配は答え。気配は本物。
気配を感じて、じぶんを生きる。”
*自分の才能や可能性を最大限に発揮するためのプログラム提供
●魂振=意識の周波数を上げる実践のマニア*瞑想と呼吸実践が日課

活動理念:
●見えないものを見える形に ◆笑顔ではなうた、おいしいごはん #じぶんを生きる 自然に生きる

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