気になるのだから、しかたない。

なにかが、気にかかるとき。そこにぴたりと気持ちが貼り付けられて、離れたいのに離れられなくなる。自分の身体や気持ちの限界(?)を超えてまで、気もちを貼り付けてしまう。これが、私だからしょうがない。

気にかかる内容は、その時々でいろいろ。仕事のことやくだらないことなどが数珠つなぎに連想されて、訳が分からなくなってくることも多い。それでも、検索くんに変身して調べまくれば知りたかったことがわかり、その結果、いろいろと考えの種が増えるのだから満足だ。 遠回りになっているけれど、それがたのしい。

遠回りはたのしいのだけれど、途中で目的のところにすぐに着きたくなる。道の途中でうんざりする。うんざりしてしまう前にたのしみながらも目的につくには、手加減が必要だ。

今日の調べものは、気づいたら5時間も経っていた。はじまりは「夢を持ち続ける、目標を持ち続けるにはどうすればいいだろう」から始まった。そこから、目標⇒天命追求型⇒MBTIタイプ(16類性格診断)⇒応用行動⇒頭部のストレッチ法⇒ヨガのポージング⇒LABプロファイル⇒男性的・女性的の考え方⇒不倫の心理、とテーマを数珠つなぎのように調べた。

ヨガのポージングを考えたり調べたり、実際にやってみたりし始めた頃、一度、うんざり期がやってきた。いい加減にこの連想をやめなきゃと思った。けれど、連想や検索は止まれない。アクセルを全開にして加速しながら坂道を下っていくように、ぴったりと連想や検索のなかに自分が張り付いてしまって止まれない。調べながら感じること考えたことをメモしたり、ノートを書いたりする。その心の奥では、もうやめたくなっているのに、どうしても止まれなくなっている。

結局、目標について考え始めたはずなのに、連想がどんどんとつながって、しまいには不倫の心理について考えていた。止まりたいのに止まれなかったわたしは、お弟子さんでの宿題が完成できていないからという理由を思い出し、ようやく連想と検索を終えた。

やっと止まれた、疲れた。連想する過程でネタはずいぶん集まったけれど、なんだか、頭がぽこぽこになる。

昨夜も気になりすぎて眠れなくなった。眠りたいし、眠らなきゃと思うのだけれど、眠れない。眠れないからあきらめて、本を取り出し読んでいく。その途中でカウンセリングのケーススタディについて思い出したら、次はそちらが気になりはじまる。もくもくと考えが湧いてきて、止まらなくなる。そして、その後で本がまた気になり、そちらがひと段落ついたおかげで(というより本をベッドの中で読みながら)寝ることができた。

いつまでも「気になり続け」て止まることができないと限界が来てしまう。それでも、もののタネになったり、たのしみになったりしているうちは、気になってしまっても大丈夫。 まだ体力も続いている、あたまや心の体力も持っているなら大丈夫だ。

けれど、ぐるぐると暗くしんどい気持ちが気になり続けると、暗くて重くて、マイナスな感情が止まらなくなる。ネガティブな思いの中でおぼれてしまい、気づいたら、日常の心のベースラインが困った事態になっていることもある。

だから、「気になり続ける」ことから離れるきっかけ、離れることができたときの心や身体の様子を覚えておこう。もし、暗くて重い「気になる」が発動してしまっても、自分から離れられるように。

気になるものは、気になるのだ。気になる私が、そこにいるのだから、それは仕方がない。

だからせめて「気になる」から自主的に一時退避する方法、その選択肢を増やしておこう、覚えておこう。 「身体や心に限界が来たから、気になることから離れる」以外の離れ方を準備しておこう。

……そんなことを思いながら、明日のセミナーに向けて宿題をするのです。宿題に本格的に取り掛かるまで、ずいぶん時間がたったような気がする。

宿題は、カウンセラーとしての私のあり方を考えること。それを言葉にしようとすると、のどが詰まって変な感じがする。何に対しての不安なのか「大丈夫かな」と自分の上にのしかかってくる感覚が湧いてくる。そんな体のようすをうかがいつつ、宿題に向かっています。

気になる宿題は、22時まで、静かに頑張ってみよう、とタイマーをセットした。タイマーが鳴るまでの1時間、今のわたしにできる内容で宿題を仕上げよう。そして、とっとと眠ろう。明日にそなえよう。

砂時計はやわらかく穏やかに時間を教えてくれる。
ばつっとやりたい今日は、電子音のアラームをかけてみる。
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