「8月の終わりに、琵琶湖を望む絶景を眺めながらランチをしたり、ブルーべりを摘み取ったりしに行きませんか」と、友人が企画してくれたブルーベリーフィールズ紀伊国屋さんで過ごす時間。たっぷり、おいしく、しあわせな時間を満喫してきました。
ブルーベリーフィールズ紀伊国屋さんに行ってきた
JR堅田駅(湖西線)で下車し、堅田駅近くでレンタカーを借りて30分ほどのところ。 急な坂の山道を、車でどきどきと上がっていった先にブルーベリーフィールズ紀伊国屋さんがある。
ブルーベリーフィールズ紀伊国屋さんといえば、ブルーベリージャム。 特別な時に、大切に分け合って食べるような、素敵なしあわせな味がするジャム。 京都にいた親戚がおみやげでもってきてくれるか、祖父が街の百貨店で(運が良ければ)買って帰ってくれるか。……ハレの日の食べもののようなイメージです。
あのしあわせなジャムの生まれてる場所にあるレストランでランチを食べることができる。
しかも、あのジャムの材料かもしれないブルーベリー園でのブルーベリー狩り。
楽しく、おいしい時間になるに違いない。
ブルーベリーの摘み取りはパックひとつ分。楽しい狩りの時間
レストランのある建物の前がブルーベリーの果樹園。摘み取りに入る前には、注意事項をわかりやすく説明してくれるので安心できる。説明を終えたら、摘み取りようのパックを配ってもらって、狩りの時間のはじまり。
ブルーベリーの木を痛めてしまわないように、果樹園の中では日傘は使えない。帽子をかぶって突撃。
そろそろ収穫シーズンも終わりかけと聞いたけれど、想像以上にたくさんの実がついている。ブルーベリー摘み取り体験に予約を入れていたから、残して置いてくれたのだろうか。パックに摘み取りながら、ちょっぴり味見。小粒のぶどうほどの大きさをしたブルーベリーは、とてもみずみずしく、甘すっぱかった。これまで食べたことのあった生のブルーベリーが、違う品種のものにおもえるほど、おいしいブルーベリー。
受け取ったパックをいっぱいにするため、果樹園の中をうろうろしながらブルーベリーをそっと摘み取っていく。思っていたより、たくさんの量が入る。樹に残っているブルーベリーの熟れ具合も確認しながら、いろいろな木を回ってパックをいっぱいにした。
山のレストランでランチをいただく(予約制でした)
山のレストランにて、13時30分からの部でランチをいただいた。ランチは予約が必要で、11時30分からの部と13時30分からの部の二部制らしい。ランチの事前予約も、友人がしてくれていたので、ありがたく参加した。
ランチを食べ始める前に、ブルベリージュースを頼んだ。 開けて気持ちの良い風景を眺めながら、ジュースをいただく。 狩りを終えた後に、とろりと濃いブルーベリーのジュースがおいしい。
そして、お待ちかねなランチの時間。ランチメニューは、予約時に2つのコースから選ぶそうだ。夏のご褒美なランチメニューたちは、どれもおいしくて。順番に出てくるたびに、歓声を上げる。
ランチメニューにもブルーベリーは使われている。ソースに入っていたり、風味づけに使われていたり。皿の説明を受けるたびに、驚いたり感心したりしながら、そっと味を確かめる。一口ずつ、味を感じながら食べていく。味わって食べるからなのか、心もおなかも満足まんぷく。ほんとうに、おいしいランチをごちそうさまでした。
最後に飲んだフレッシュハーブティーも、とてもおいしかった。すっきりと飲める、濃いハーブの香りのするお茶。ほっと、一息ついて。おいしい時間を後にする。
ゆたかな風景の中で過ごす時間
レストランは2階にあるから、目の前には景色が広々と見える。遠くに見えている景色も素敵なのだけれど、室内やテーブルの上も見逃せない。外に見えている広々とした景色と室内とをつなぐように、 そっと花とみどりが添えてある。
果樹園の脇に生えている花、草木の葉っぱ、ハーブの緑。それをうまく組み合わせてテーブルや皿に添えてある。それが、さりげなくて美しくて。おいしい料理や楽しい時間を見守っている。ゆったりと素敵な時間を過ごしたのでした。
場所は目にも素敵だし、レストランのお食事はおいしかったし。ブルーベリーもおいしく、摘み取りも楽しかった。友人を誘って、また来てみたいな。
誰を誘おうか、いつ来てみようか。
今日、終わったばかりなのに、また次にここへ来る時を楽しみにしたい場所でした。
今回行ったお店の情報
ブルーベリーフィールズ紀伊國屋
営業時間 9:30 〜17:00(定休日 木曜・金曜)
滋賀県大津市伊香立上龍華673
JR堅田駅(湖西線)で下車してレンタカーで向かうのが便利ではないかと思われます。
レストランの1階ではジャムや自家製酵母パンなどが購入できる。オンラインでもジャムたちの購入はできるようです。