
連休明け、なんかしんどい。やる気が出ない。リフレッシュしたはずなのに、身体が重い。
これ、五月病の症状。私も、今、そんな感じになってます。
五月病って?
五月病。それは4月の緊張状態がゴールデンウィークの連休で一気に緩んで、疲れが表に出てくる現象です。出てくる症状として、気分の落ち込み、無気力、倦怠感、食欲がない、眠れない。といったことが挙げられます。
この五月病。新入社員や学生だけの話と思われがちですが、環境の変化が大きかった人、4月に気合を入れて動いてきた人にも、同じように起きるんです。
だから、がんばれない自分がおかしいんじゃなくて、今(連休明け)がそういう時期。まずそう知っておくだけで、少し楽になりますよね。
休んだのに、なぜ回復しない?
「ゆっくり過ごしたはずなのに、疲れが取れた気がしない」と、思うこともありますよね。これは、休み方の問題というより、「休む」という行為に対してどんなイメージを持っているかが関係してます。
「休む=何もしない」と思っていると、「何もしない時間なんて、もったいない」って思いがち。わたしはその傾向があって、もったいなくて、あれこれ予定を入れちゃうタイプです。何もせず、ぼーっと過ごしてみたら、なんとなく虚しくなってくる。
実はぼーっとしている間も、脳は過去の出来事をぐるぐると処理し続けています。ただ止まるだけでは、本当の意味では休まらない。
睡眠は、最初の一歩
まず、寝てください。
赤ちゃんがご機嫌斜めなとき、たいていの原因は「眠い」です。大人も同じで、睡眠が足りていないと、感情が不安定になる、判断が鈍る、何をしても楽しめない、という状態になりやすい。
赤ちゃんがご機嫌斜めなとき、たいていの原因は「眠い」です。大人も同じで、睡眠が足りていないと、感情が不安定になる、判断が鈍る、何をしても楽しめない、という状態になりやすい。
「ちゃんと寝ているつもりなのに」という人も、睡眠の質について、思い出してみてくださいね。睡眠の質、いい感じでしょうか。
寝る前のスマホを少し減らす、ぬるめのお風呂に入る、部屋を暗くする。それだけで、睡眠の質がずいぶん変わります。
まず身体を十分に休ませること。これが「休む」の土台です。
「休む」とは、観察すること
身体が少し回復してきたら、次は観察です。
農業で言えば、収穫の後の休耕期。土を休ませながら、次の作付けを考える時間。
このときは何もしていないようで、次の収穫に向けた準備をしている。「休む」とはそういうことで、止まることではなく、今の自分の状態を静かに見てあげること。

自分の身体に聞いてみてください。「最近、どんな感じがしてる?」
眠くなりやすい、食欲がない、なんとなくぼーっとする。それは身体が「もう少しゆっくりしていいよ」と伝えてくれているだけ。
もぞもぞする、なんか違う気がする、ちょっと飽きてきた。それは、今とは違う自分をはじめてみようのサインかもしれない。
だから、何かしらの違和感を見つけたら、ことばにしてみる。よりよい姿を探してみる。心地よい感じに変えるには?と少し動いてみる。
そして、ぱっとした思いつきはメモにして、時間をおいてながめてみる。そうやって、ちょっとずつ手を入れながら、育てていく。
観察しながら休むうちに、未来の予感が戻ってくる
観察しながら休んでいると、不思議なことが起きてきます。
過去に受けた疲れが、少しずつ抜けてきて「元の自分の状態」に戻っていく。フラットな目で今の自分を見られるようになってくる。そうすると、やりたいことが浮かんできたり、楽しみにしていたことを思い出したりする。未来への予感が、自然と戻ってくる。
田植えの頃の田んぼを想像してみてください。植えたばかりの苗は、ひ弱な感じがするけれど、ここから夏の光を浴びて育っていきます。虫がついたら取り除く。水が少なければ足す。育ち具合に合わせて手をかける。そうして、実りの秋を楽しみにしながら待つ。

自分を育てるのも、田んぼを手入れするような、そんな感じでいい。
観察して、手を入れて、待つ。焦って刈り取ろうとしなくていい。今はそういう時期です。
だから、ひとつだけ。意識してみてくださいね。
「休む」は、予定を入れないことじゃなくて、自分を観察する時間を意識的に作ること。
「最近、自分の身体はどんなようすがある?」
その答えを、メモしておいてください。そして、その感じをメモしてみたとき、自分の気分や感情が、どんな風に動くのか。観察してみてください。
何か行動に起こすとしても、まずは今の自分の様子を知ること。今、どんな身体のようすをしてて、どんな気分で、何に違和感があって、どうしたいのか。
自分という”田んぼ”の様子を、まず見てあげることから始まります。
そうやってながめてみたら、今から、収穫の頃が楽しみになりません?
それでは、またね。
田村洋子でした。


