あうかどうか。それは行動するとわかる

週明けから、せっせと数字やアルファベットたちと格闘してみたけれど、もう、わたしにはできない。わたしの出来る内容ではない、とあきらめがついた。

格闘していたのは、2年前の私が作った統計用のツール。今年もまた集計することになったから、と。かつての後輩から、ツール修正の依頼あった。いいよ、と軽く受けたものの、あらためて、その中身をながめて。ほとんど理解できない自分に驚く。

統計について考える時間をもったのは、あのツールを作った2年前が最後だったかもしれない。それまでは、2~3か月に1度は少なくとも、統計について頭を悩ませてきた。悩むと知っていたから、勉強をつづけた。おもしろそうな解析法に出会ったら、何に使おうかと考えていた。

統計について考えている期間のわたしは、統計をツールとしてあつかう技術者であり続けていた。けれど、統計について考えることをやめた2年の間に。わたしは、技術者ではなくなったみたい。その事実を、ツールと2日間格闘して、やっと自覚した。

「自分だったら、できるはず」と、根拠もなく思っていた。

2年前まで、やっていたのだから、できてあたりまえ。とも思っていた。

それなのに、手を動かしてみたら(行動してみたら)、できなかった。

できなかった。という事実がみえて、ようやく技術者気分が消えた。少し、ほっとした。あきらめがついた。

ライフワークや夢にむかうとき。「自分がわくわくできることは、何だろう?」と問いかけて、たくさんの「わくわく」をリストにした。

リストを作って、満足してしまった部分もあった。

でも、あの「わくわく」リストも、実行した方がいいんだ。実行してみたら、自分の「わくわく」度合いが実感できる。

「きっと、わくわくするに違いない」と思っていたもの。

「みんなも、わくわくできるから。わたしもわくわくするはず」と思い込んでいたもの。

実際にやってみたら、自然と見えてくる。実感できる。

頭でこうあるべきと作っておいた「わくわく」は、「わくわく」リストから外す。

そして、日常のなかで「わくわく」したことは、メモしておこう。それは、現実にあった「わくわく」だから。実感のある「わくわく」。リストに付け加える。

実感できる「わくわく」。それを自分で知ることができたなら、もっとごきげんに過ごしていける。ライフワークや夢の輪郭が、あきらかになっていく。

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田村 洋子

”気配は答え。気配は本物。
気配を感じて、じぶんを生きる。”
*自分の才能や可能性を最大限に発揮するためのプログラム提供
●魂振=意識の周波数を上げる実践のマニア*瞑想と呼吸実践が日課

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