最近、とってもきれいになった友人がいる。その友人は「特に美容に気をつけていないし、基本はノーメイクなのだから」というのだけれど、まあ、きれいなのだ。特にわたしが目にとめてしまうのは、肌の水っぽさ、手の甲のはり。つやっとした表情。
あれはきっと、女性っぽさのもつ、色気なのだ。手にふと触れてみたくなる(触れないけど)。表情につい、みとれてしまう。
その肌、どうやって保ってるの?
聞いてみたけれど「特別なことは何もしていない」という。
ところが、先日。その謎が解けた。その友人と風呂あがりの過ごし方の話をした。わたしはパジャマを着て、机の前にすわりブログを書く。友人その1は、乳酸菌飲料を湯でうすめてのんびりと飲むという。そして、肌のきれいな友人は、大急ぎでばばっと脚と手と顔を塗るといった。
足の先からひざまで丁寧にボディミルクをつける。腕はひじの辺りから指先まで、オイルでマッサージ。顔にもていねいに化粧水つけて、保湿クリームを塗っている。
おい、かなりしっかり手をかけてるじゃないか。わたしは風呂あがりに、何もつけない。アレルギー症状がでたときは皮膚が荒れるので、風呂あがりに純正ワセリンをつけることがある。その程度。
でも、肌のきれいな友人は、風呂あがりにしっかりと、身体に手間をかけてある。わたしにとって特別に見えることも、その友人にとっては、特別でも何でもない普通のこと。
なるほど、これが違いなのか。
あんな風になりたいなと思う人がいれば、その真似をしてみればいい。あこがれたあの人にとっては普通で当たり前にしていることでも、自分にとっては特別だったり目からウロコだったりする。その特別を日常の普通にできたとき、自分もあこがれのあの人のような要素を取り入れられる。自分なりのあこがれた姿に、近づいていける。
わたしも、あの友人のように。内側からぽわっと水分を感じるような女性らしさをみにつけてみようか。
まずは、風呂あがりの手入れから。友人にならってオイルをぬったりハンドクリームをつけてみよう。肌の調子に合わせて、オイル、ハンドクリーム、ワセリンなど使い分ければいい。自分の身体に手をかけてあげよう。
そして普段から、水を使った後にハンドクリームつけること、習慣にしてみよう。(これも、その友人に教わった。それくらい気をつけて手のきめこまやかさを維持しているという)
あまくてかわいらしい香りだけを楽しんでいたハンドクリームを使う決心がついた。さっそく、使おう。
今夜は、どんな夢を見るだろう。あまい香りの夢になるといいな。