日々の生活の中で、あなたは自分の感情や身体の声に十分耳を傾けていますか?
「心と身体は深くつながっている」と誰もが知っているけど、実際にはその、ささやかな声を聴く時間は後回しにされる。外からの期待に応え続けるうちに、いつの間にか自分自身から遠ざかってしまう。これは、わたしたちの多くが抱えてる問題かもしれない。
わたしたちの身体はいつも、メッセージを出してくれている。例えば、なんとなく目にとまったものを見て「きれいだな」と感じる瞬間。そこには「目が見る →見たものを意識する →きれいだなと感じる」という流れがある。自分で意識はしていないけれども、わたしたちの潜在意識はいつも、周りの情報を受け取ってそれに反応している。
おもしろいのは、この時の心の動き。実は身体の反応の後から湧いてくるということ。ホルモンの分泌や神経系の反応といった身体の変化が先にあり、それを感覚としてわたしたちが受け止め、感情として意識してる!
でも。この身体の反応と感情の動きにズレが生じると、それは違和感となり、体調の変化をあれこれと起こしやすい。
例えば、わたし自身の体験談。数年前、仕事に没頭するあまり、自分の体調のサインを無視し続けていた時期がありました。お客さまの期待に応えなければ!とか、もっとうまくやりたい!みたいな思いが強くなり、休むことが申し訳なくなってました。罪悪感で、体調が悪くても論文を読んだり、お客様に会いに出たり。予定をこなしていました。その結果、ある日、突然の強い腰痛に襲われ、一週間ほど動けなくなるはめに……。
その時、やっと気づいた。
わたしの身体は「休息が必要だ」というメッセージを送り続けていた!
(先日の、わたしの腰痛も。はじめる怖さだけでなく、支えてくれた方の期待に応えられない罪悪感からやってきてたかもしれない)
罪悪感から自分を解放し、適切な休息を取れるようになってからは、不思議なことに体の不調もよくなり。心も身体も安定した状態で、お客さまと向き合えるようになりました。(個人セッションをしてるなら、揺れていても安定できてる方が、よりよい時間を提供できる)
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「今、あなたは何を感じていますか?」
これは、コーチングやカウンセリングの場でおなじみの問い。
でも、そう聞かれても、その答えがわからないの!と
悲しくなったり、ムッとしたり。
うつ病あけだったり、ぐるぐる悩んでたりした、かつてのわたしも。
「何を感じてるか。感情はよくわかりません。感情がないような気がする。しいて言うなら、真っ黒って感じです」と答えてた。
でも、そんな風に答えてはいたのだけれども、感じているものは、そこに。ちゃんとあった。
感じていないような気がするだけで、身体の反応としては、そこに。当たり前に存在してた。
なぜ、その身体の反応を、感情として認識できていなかったのか。
それは、感じるセンサーの向きや感度が乱れていたから。
ルール守ろうとしすぎたときも、仕事に燃え尽きたときも。うつの後も。
感情がわからない!と思うくらいに、自分自身より周りが優先だった。
周りへの正解や気づかいを優先してきて、自分の「感じる」センサーに自信が持てなくなって、封印してただけ。封印されてると、身体の反応が受け取った何かを、自分が「心」として認識できなくなる。心が麻痺する。
(「心」として認識すると、つらいことが増えるから、心が痛くなる。その痛みを回避するために、心を麻痺させる。)
仕事に没頭するあまり、自分の感情が置き去りになりやすい。とか
家族のために頑張りすぎて、いつの間にか心が疲れている。とか
日々を必死に生きてきたわたしたちのその心の根っこのあたりに、罪悪感が潜んでいる場合は多い。
真面目に、ちゃんと。誠実に生きてきたし、それなりにしあわせなはずなのに。
なぜか心の中がモヤモヤする。
周りの期待に応えようと頑張るけれど、本当の自分の声は静かに、でも確かに心の奥で鳴っている。でもそれが聞こえない、聞き取りづらい。
それ、全部、罪悪感のしわざ。
罪悪感をもってると、無意識のうちに「自分は罰せられるべき存在だ」という思い込みを持ってしまう。自分は罰せられるにふさわしい!と思う。
(自分では意識してないけれど、ね)
だから、自分よりも周りが優先。
罰せられる存在の自分だから、自分の感覚が信じられなくなり、自分の思いよりも周りにとっての正解を探す。周りのお役に立つため、必要以上に頑張って頑張って、自分を削ってしまう。
そして最後には、身体が心にエネルギーを回さなくなってきて、「自分」って存在が保てなくなり、うつっぽくなることさえある。
一方で、自分自身にエネルギーが巡ってる状態は、最強で、健康的な状態。
感情のセンサーを取り戻し、感情を正しく感じ取り、自分の意思で表現する。自分が選んで、そうしているんだと自覚をもって進んでいく。
その状態を保つには、まず罪悪感をもってる自分というステージを通り抜けること。罪悪感から自由になること、罪悪感を手放すことが大切。
特に、パートナーシップの分野で罪悪感を扱うことは、大きな効果がある。なぜなら、1対1での関係性の中で、自分の心の癖がよく見えるから。その関係性のなかで罪悪感をあつかうと、心も身体も驚くほど軽い感じになっていくのを実感できるはず。
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それでは、またね
田村洋子でした。
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